XDev2012にて弊社代表の岡が講演しました

xdev2012XDev2012(日経BP主催)が2012年11月7日に目黒雅叙園にて開催されました。
SPEIからは岡が、「ちょうどよい開発プロセスを考える」というテーマで登壇しました。
著名なスピーカーが集まるこのセミナーで、早々に満員御礼の予約をいただきましたが、当日も150名を収容する目黒雅叙園のホールを埋め尽くすご参加をいただき、大変ありがたく思っております。

セッションでは、開発プロセスを旅に喩え、アジャイルやウォーターフォールといった手法に依存しない「ちょうどよい開発プロセス」のデザインについてお話しさせていただきました。
今回の講演は、書籍「本当に使える開発プロセス」の出版記念講演という位置づけで登壇のご依頼を頂きました。本書は、日経SYSTEMS誌で1年間に渡って連載してきた「開発プロセスのデザイン術」「クラウド設計書の作り方」を書籍化していただいたものです。
連載は”実践講座”という位置づけで、具体的にすぐに現場で使えるテクニックやアプローチ、ツールの使い方を中心に書いていましたが、そのバックグラウンドに流れる「なぜ必要なのか」「どう考えれば良いのか」という考え方については残念ながら紙幅が許されず、いつか皆様にお伝えする機会をと考えていました。幸いにして今回の講演は「好きな内容でOK」とのお言葉を頂きましたので、 書籍に至る序章と位置づけてストーリーを組み立てました。 講演では、開発という旅に出発する前の旅支度という位置づけで、次のようなお話をさせて頂きました。

  • システム開発は、リスクとの戦いである
  • リスクは「要求」「技術」「スキル」「政治」の4種類
  • 「開発プロセス」「知識体系」「プラクティス」「ツール」の4つのEquipment
  • 日頃から適切な「Equipment」を選択できるよう準備しておく
  • 開発プロセスには向き不向きがある
  • 「安心して前に進むことができる」と確信できるか

特に「リスクバランス」に注目したプロセス選択方法は、システムライフサイクル全体を見通すための手段として活用を進めていきたいと考えていますので、何らかの方法で具体的にお伝えする機会を設けるつもりです。
なお講演後の書籍即売会ではその場で数十名の方にお買い上げ頂けたとのこと、本当にありがとうございました。
私たちの活動が少しでも開発の現場のお役に立てるよう、これからも前に進んでいこうと思います。
(岡 大勝)